【我が子の優しさに】
息子が小学1年生の時、クラスメートが事故で亡くなりました。
辛い辛いお葬式でした。御遺影がスナップ写真でした。
御出棺の時、お母様が「行かない!」と言って号泣しながら、車に乗るのを拒否されていました。
涙が止まりませんでした。
次の年、同じ季節の頃。
遊びに行っていた息子が帰宅して
「今日、遊んでたらお花が咲いてたからYちゃん家に持っていってきてん。そしたらプリンくれたー」
と言いました。
私はとっさに号泣されていたお母様のことを思い出しせっかく気持ちの整理もついた頃に同級生の息子を見たらまた辛くなっていらっしゃるのではと思い
息子に「なんでそんな余計なことを!?」と言ってしまいました。
重い気持ちのままプリンのお礼をと電話をすると
「お花持ってきてくださったんですよー。うち、小さい子がいないからちょうどいいお菓子がなくて。ほんとにありがとうございました。」ととても明るい声で言ってくださいました。
ほんとに喜んでくださっているようでした。
そしてやっと息子のやさしい気持ちに気がつきました。
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