【少女の想い】

2年前旅行先での駐屯地祭で例によって変な団体が来て私はやーな気分。
その集団に一人の少女が向かっていった。

拡声器を手に持ち、しきりに自衛隊を罵倒する団体の人間に
少女は何か言おうと、躊躇していた。
そこに現れたのが、われらの三沢さん。

三沢さん「あなた方は地元の人間か?」
団体「私達は全国から集まった平和を愛する市民団体で・・・云々」

三沢さん「それでは、何をしに来たんだ?」
団体「憲法違反である自衛隊賛美につながる・・・云々」

三沢さん「この女の子は神戸の人間だ。電車にのって何しにここまで来たかわかるか?」
団体「・・・・?」

三沢さん「地震で埋もれたこの子の家族を助けてくれたのはここの部隊の人だ。寒い中ご飯を作ってくれて、風呂も沸かしてくれて夜は夜で槍持ってパトロールしてくれたのもここの部隊の人たちだ。この子は、その人たちにお礼を言いに来たんだ。あなた達にわかるか?消防車が来ても通り過ぎるだけの絶望感が。でもここの人達は歩いて来てくれたそうだ・・・・」

あまりにも印象的だったのではっきり覚えている。団体は撤退。]

彼女と三沢さんが門をくぐった時に、守衛さんが二人に社交辞令の軽い敬礼ではなく直立不動のまま敬礼していた。


………………………
【少女の想い】
………………………
感動・泣ける(14人)
   ⇒投票する
………………………


このページのURL

トモダチに教える

今日の感動する話バックナンバー
にこにこTOPへ